北式馬券研究会

40年前、北秀一氏が「九星術」をもとにギャンブル勝率を高める研究をし「北式出目表」として公開した。当時一世を風靡したこの北式を独自に研究、以来多額の配当(最高獲得額2,069万円など)を得たその数理を、一人でも多くの競馬ファンと共有することで究めていきたい。

過去最高の馬単で169,320円を手にしたのは?

わたくしの50年にわたる競馬で、過去「最高の倍率」を手にしたのは・・・

今から14年前の天皇賞(春)のレースです。    

2005年5月1日の天皇賞(春)は18頭の出走馬で淀・京都競馬場で行われました。

 

この日は、陽遁の⑦の日で運命数はそのころ、よく出ていた残り目の785(61)に注目していました。出馬表を見ると1番人気のリンカーンが3枠6番に、2番人気の豪州の馬でマカイディーバが6枠12番に入っていました。リンカーンは実力馬、マカイディーバは外国馬の参戦が認められたことで日本に来た馬です。リンカーンとマカイディーバは前走はあまりみるものもなく、人気先行のように感じました。

この2頭をみて、とくにリンカーンが、運命数に入っていない3枠なので、何かピンとくるものがどうしてもこないと感じました。そこでまず、8枠17番のビッグゴールドに目が行きました。、ビッグゴールドは、前走では、2戦とも勝っているのに全く人気がない。なぜかな?と感じました。           

8枠から馬券を考えると運命数から見て、すぐ5枠のスズカマンボに考えが向かいました。好きだった安藤(勝)がスズカマンボに騎乗しており、ここは思い切って、枠の5-8にあたる 10-17、17-10の馬単を同額購入しました。

どっちが頭に来ても高配当でした。785(6-1)の運命数から 8枠、5枠を選んだものです。また、当時は、8枠がよく絡んでいました。18頭の中で、2頭は、13,14番人気でした。レースの結果は、スズカマンボが1着で、2着にビッグゴールドとの5枠8枠の、10-17の馬単決着でした。

 

陽遁⑦の運命数が、もたらした過去最高の馬単倍率です。最近では、この7 85(6-1)より786(1-4)から、1-4の枠での決着が多くみられます。また785(6-1)からは、8-5の運命数より、注意数の6-1と6-6がよくきています。また、872(1-6)から7-2,2-7にも注意です。まず、みなさんは、気になった、また買おうと思った馬が、どの枠かをまず見ることです。そこから馬券を選ぶスタートだと思います。わたくしも当時は勝負勘も冴え柔軟な思考もできる時期だったようです。

なお、10年前から「枠と馬番」の研究をしていますが、いまあらためて同レースを検証すると、1着の5枠10番は、5+10=15=⑥、2着8枠17番は、8+17=25=⑦となっています。6と7はこの日の強い運命数を感じますね。

 

わたくしの経験したこれらの記録の記事から、みなさんに運命数を使った馬券をこうして買ったらいいのか!、何かヒントになれればいいですね。

 

(注)この記事をつくるのに、Yahooの検索でスズカマンボから当レースの出走馬表も出して作成しました。