北式馬券研究会

40年前、北秀一氏が「九星術」をもとにギャンブル勝率を高める研究をし「北式出目表」として公開した。当時一世を風靡したこの北式を独自に研究、以来多額の配当(最高獲得額2,069万円など)を得たその数理を、一人でも多くの競馬ファンと共有することで究めていきたい。

5月12日(日)・ヴィクトリアマイルは陽遁④の日です。

5月12日(日)のG1・ヴィクトリアマイルは、陽遁④の日に行われます。

今日のブログではまず北式運命数の見方についておさらいすることから始めましょう。

 この日の運命数の右側に書かれている表の数字は3時以降の運命数で6 14(5-3)、5 42(6-8)と書かれています。614の最初の6は危なっかしい、ときには本命にもなる数と理解してください。次の14が安定した本命・対抗になる数です。まずこの例では1枠4枠がその数です。その次にかっこ書きの(5-3)ですが、1枠4枠に匹敵するほどの本命対抗にもなり得る注意数(北先生の表現)です。この5枠3枠が1枠4枠よりも、強いかもしれません。書かれている運命数をこのように理解してください。また、614の1枠の本命数と注意書きの(5-3)から5枠の本命数で5枠-1枠になることもよくあります。また逆の1枠ー5枠も考えてください。つまり両方の運命数の組み合わせです。経験を積まれることでよくわかってきます。運命数表に書かれている他の数も同じように理解してください。

 過去のケースで披露しますと、もうずいぶん前の話ですが関西の友人から「明日のビッグレースなに買ったらいい?」と電話がありました。わたくしは「明日のビッグレース(何だったかは忘れました)は1点で枠連で5-3を買ったら来るよ」と答えました。ちょうどその日が陽遁④の日だからです。翌日、友人は驚いて、「なんで1点で当たるの」と聞いてきたことを思い出しました。わたくしは、北式運命数だとは説明が複雑すぎて簡単には答えられないので、お茶を濁しました。おそらく彼はわたくしが独特の勝負勘から当てたと思ったようです。

 このケースは注意数の5-3で決まった例ですが、5枠から1枠で決まった例としては、2014年5月11日のNHKマイルカップ18頭立て1着5枠10番のミッキーアイル、2着1枠2番のタガノブルグの5枠ー1枠で来ています。この例も忘れられない高配当を取ったことで今でも思い出します。2016年1月31日のシルクロードステークスは1着1番のダンスディレクター、2着4枠8番のローレルベローチェの1枠ー4枠で来ています。今年の1月6日中山11レース、ボルックスステークス13頭立て、1着5枠6番テーオーエナジー2着1枠1番ホーリーブレイズで5ー1枠で来ています。

 運命数の542(6-8)からも例を挙げて説明を続けます。2017年4月16日の皐月賞18頭立て、1着6枠11番アルアイン、2着4枠7番ペルシアンナイトで枠で6枠が4枠を連れてきたものです。運命数の組み合わせです。2018年4月29日の天皇賞17頭立て1着6枠12番レインボーライン、2着6枠11番シュヴァルグラン、6枠のゾロ目で来ています。この例のようにかっこ書きの(6-8)はときに6枠のゾロ目、8枠のゾロ目を出現します。昨日のNHKマイルカップの675(3-8)から8枠のゾロ目が出たようにです。過去幾度もこのようなゾロ目を経験しています。ときに高配当をもたらしています。今年の3月10日阪神の12レース、16頭立て1着8枠15番メイショウアリソン、2着8枠16番デザートストームの8枠のゾロ目で来ています。今年の4月6日福島12レース16頭立て1着4枠7番フィールインラブ、2着6枠12番ホウヨウジャンプの枠で4枠ー6枠の例もあります。

 以上、北式運命数の見方について、具体例を挙げながらわかりやすく説明したつもりです。理解が深まったでしょうか。

このブログの記事からみなさんは5月12日(日)のヴィクトリアマイルをどう攻めてみるか、本命になり得る馬が何枠、何番に入るかを今から予想してみてください。

なお運命数の左側に書かれている3時までの数はG1・ヴィクトリアマイルは右側が有力と判断して説明を省きましたが、念のため見ておいてください。

北式運命数は、その見方についてわたくしには40年のキャリアがあります。みなさんにとっては目新しいことばかりです。できるだけわかりやすく解説していきます。

おつきあいください。

 

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