北式馬券研究会

40年前、北秀一氏が「九星術」をもとにギャンブル勝率を高める研究をし「北式出目表」として公開した。当時一世を風靡したこの北式を独自に研究、以来多額の配当(最高獲得額2,069万円など)を得たその数理を、一人でも多くの競馬ファンと共有することで究めていきたい。

◎北式運命数とは?、その見方をもう一度!!

最近読者の方も増え、またアクセスしてくださる方も大きく増加しています。

そこでもう一度「運命数」の見方を解説します。「北式運命数」とは、東洋運命学から来ています。

東洋運命学の基本である「九星術」は天然自然の運行を「数」をもって表し、その数理に準ずれば栄え、これに逆らえば滅びる・・・という人間運命の消長原理を説いたものです。九星というのは,「一白」「二黒」「三碧」「四緑」「五黄」 「六白」「七赤」「八白」「九紫」の星で年々、月々、日々で変わっていきます。また二時間単位でも変わるようです。

また九星による運命数を検討するうえで「陽遁」「隠遁」の区別があります。

九星による一年とは、「立春」から「節分」までを一年と考え、次に「冬至」の日の最も近い「甲子」(きのえね)の日」から「一白」を起こし以後180日間を「陽遁」としてその日から1,2,3~9の日となっていきます。このルールは「冬至」にきざした陽気が次第に盛んになり、「夏至」に至って頂点に達しそれからは陰気が次第につのって陽気は衰えていくことから陰・陽交代の「冬至」・「夏至」を区切りとして「陽は順行・陰は逆行」という「易の法則」に倣ったもののようです。

したがって陽は1,2,3と順行、陰は9,8,7と逆行して日が変わっていきます。

暦では、4月2日(木)は、陽遁⑥の日です。陽遁は、順行していますので、4月5日(日)は陽遁⑨の日になります。

  ◎G1・大阪杯は、枠の強さを表す「運命数」から説明します。

下図の運命数表の右側2段を見ると625(18)、681(24)と書かれています。

枠の強さを表す「運命数」は2時間単位で変わっていきますので、G1・大阪杯が発走する3時40分が、ときとして3時までの「運命数」に時間がズレていることがあります。 この見極め方は、先週までのレース結果から見たデータと、出走馬表からの感覚で判断しています。

3,4月のレース結果をを見ると、おそらく「運命数」は上段の3時までになると思います。

 

次にG1・大阪杯が3時までの運命数625(18)を使って解説を続けます。最初の小文字に敢えてしている6は、本命になり得る数ですが、もろさを持っており本命にならず飛んでしまうことがあります。たまに来るのが難しいところです。私は、安定した本命になり得る「運命数」として、その次に書かれた25をまずマークします。2枠=5枠の強さです。次にかっこ書きで書いた数は2=5枠を超えた「本命=対抗」になる運命数で1枠=8枠に注意!となります。 感覚では、6,7割がかっこ書きの注意数1=8にウエイトを置いています。またこの注意数はよく1枠のゾロ目、8枠のゾロ目が出ることに注目しています。

例えば、G1・大阪杯に、1枠=8枠に有力馬が入っている!と判断すると、1枠1番と8枠12番をまずマークします。 1枠は1頭のみですが、8枠は、11番、12番の2頭いますが、わたくしは12番を有力にします。馬券で馬単1=12です。考え方は、「枠と馬番の合計数」が、1枠は1+1=2となり、8枠は、8+12=20=2と同じ2を作っているからです。(1-11もありますが) 

次に2枠=5枠の馬が有力と判断する場合は、まず2枠か5枠を1着にして2=5を狙います。また2枠と5枠に注意数1枠、8枠を1着にした組み合わせ1-5などの買い方も検討します。

以上枠の強さを表す「運命数」の解説をしました。

先日のG1・フェブラリーステークスの万馬券を取ったのは、陽遁②の日、「運命数」231(48)から注意数4枠=8枠から8枠16番・モズスーパーフレア、と4枠8番・グランアレグリアで来ました。 

さてG1・大阪杯ですが、もし「運命数」に合っていないと判断した場合は、わたくしは馬券にはほとんど手を出しません。「運命数」に合うと思うレースがすぐ現れるからです!!

以上、本日のブログです。 

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