北式馬券研究会

40年前、北秀一氏が「九星術」をもとにギャンブル勝率を高める研究をし「北式出目表」として公開した。当時一世を風靡したこの北式を独自に研究、以来多額の配当(最高獲得額2,069万円など)を得たその数理を、一人でも多くの競馬ファンと共有することで究めていきたい。

「枠と馬番の合計数」とは?

最近盛んに「枠と馬番の合計数」を話題にしてブログに出しています。

なかでも足し算している数が出てきたり、なんだか解らない方もおられると思います。またこのブログに途中から参加いただいた方には、より理解が複雑になっていると思います。この機会に、もう一度整理して書いてみることにしました。

 

このブログが最初に求めるのは、北式運命数が示す強い数を掴むことです。

次にこの「枠と馬番の合計数」を盛んに書き出したのは、北式運命数が示す強い枠に入った馬(2頭、3頭)のどちらを選ぶかその思考ヒントになるからです。

また運命数だけで判断するより、「枠と馬番の合計数」を絡めることで、より本命馬(勝つ馬)を見つけることに必ず役に立つのです。

運命数が合っていないと判断したときには、この「枠と馬番の合計数」から勝ち馬を見つけ出そうともしています。

オークスの例を出して説明しますと、ブログに書いた通り、オークスは運命数とは合っていないと結論付けていました。そこで過去のデータから、「枠と馬番の合計数」がオークスが行われた陽遁②に合った2、5、8になると指摘しました。

(4月6日のブログ「オークス陽遁②、驚くべきデータが!!!」参照)

その中から勝ち馬がいると推測し、7枠13番・ラヴズオンリーユーを指名しました。「枠と馬番の合計数」を計算して、7+13=20=②になるこの馬を選んだのです。この計算式の解説を次に書いていきます。

 

「枠と馬番の合計数」を求めたきっかけは、橙色(7枠)の帽子に13番のゼッケンをつけて走っているのを見て、13という数は何だろうかとの疑問からです。

13という数の意味をみつけようと、苦心惨憺迷いました。

そんなとき橙色の7を示す帽子と13番を足した数を求めてみたら良いのではないかと思いました。そうするとすぐ二桁になってしまいますが、そこからどう進むかわたくしなりに考えたのが「九去法」でした。

競馬は8枠で走っているから8までの数を求めてそれを使えばいいんだと考えました。それなら9は不要との考えからです。九去法でやってみると、求めた答えが見えてきたように判断しました。過去のデータから幾つもこの作業でいいのかどうか確認してみました。

もう一点「枠と馬番の合計数」が9になった場合の扱いです。これは九去法では、ゼロ(0)になってしまいますので、3-6-9の元の3に戻したらいいんだと思い、これも答えとして合ってるかどうか過去のデータから確認しました。

九去法は、この例にあるように7+13=20を一桁にしていくのですが、まず20から9を引くのです。すると11になり、また9を引くのです。すると②になります。こうして求めるのですが、簡単に計算する方法として、「10の位の数と一桁の数」を足し算して出すと同じになるのです。つまり20の2と0を足し算して計算したほうが早く答えが出ます。この九去法もソロバンが教えてくれたものです。

みなさん!解かっていただけたでしょうか。

この「枠と馬番の合計数」は、オークスと同様に、ダービーの検討にも使っています。(運命数が合っていない場合のケース) なお、九去法の解説は省略します。

この「枠と馬番の合計数」を考え出したことは、今までに例はないと思います。

北式運命数の存在をより高めていくものになると確信し、引き続き研究していきます。

今後もこのブログに「枠と馬番の合計数」がたびたび出てきます。

非常に意味のある事なので、よろしくお付き合いください。