北式馬券研究会

40年前、北秀一氏が「九星術」をもとにギャンブル勝率を高める研究をし「北式出目表」として公開した。当時一世を風靡したこの北式を独自に研究、以来多額の配当(最高獲得額2,069万円など)を得たその数理を、一人でも多くの競馬ファンと共有することで究めていきたい。

◎GⅢ・阪急杯は、「馬単」14番ー6番でなぜ取れた?

 昨日のGⅢ・阪急杯でブログに予告まで書きましたとおり、7枠ー3枠で馬券を取れました。

GⅢ・阪急杯の馬券を取った16頭~18頭立てでは枠に2頭の馬番を持つ7枠13番、14番がいます。

「馬連・馬単」ではそのどちらを選べば良いかについて「枠番と馬番」の研究を続けてきました。その報告です。・・・この研究目的は、「馬連・馬単」で馬券で捕ることです!!

 JRA「枠連」の時代は競馬史の中で実に長く続きました。ようやく1991年に「馬連」がスタートし、瞬く間に競馬の主流を「枠連」から「馬連」「馬単」の時代に変えていきました。大多数の競馬ファンも「馬連」「馬単」中心で馬券を買うようになりました。

 馬連・馬単になると例えば16頭立ての場合、7枠の橙色の帽子を被った馬はゼッケン13番の馬と14番の馬2頭が出走しています。7枠の13番と14番の馬は、枠を表す運命数に何か影響を与えているか素直な疑問が沸いてきました。GⅢ・阪急杯は運命数で強い7枠から選ぶ場合は、13番か14番のどちらを選ぶかになります。

競馬の主流になった「馬連」「馬単」では、13番か14番のどちらかを選びます。軸に選んだ馬番から相手の枠を運命数から選べたとしてもその枠のどちらの馬番を選べば良いのか迷うことも多々あります。また人気薄の同枠の馬番が1着、2着に来て悔しい思いを何度も味わっています。

 

「北式運命数」は「枠」の強さを表しています。では7枠の橙帽子と14番のゼッケンで走っていること、つまり7と14で走っているのは、何か意味があるのかと考えました。

7枠の7は運命数で答えは出ていますが、14番のゼッケンはどう扱ったらいいかです。

そこでこの2つの数をもって走っていることから14と6の足し算をしてみました。この例では、7枠14番の馬は、21という数も持って走っていると判断しました。また「枠と馬番」を足し算して7枠14番のように21になった時は、どうするか? 私は、自身の判断で「9去法」を使ってみようと思いました。「9去法」は、まさに9を捨てるという、もっぱら検算の方法によく用いられています。「9去法」の詳細なことまでは触れませんが、この足し算で出た21の例では2と1をまた足し算するということです。2+1=3になります。二桁を一桁になるまで足し算をすると「9去法」の答えになります。その数が「枠」を表す数ともう一つの「足し算の数」をもって走っていると判断しました。

 具体例として 暮れの「有馬記念」16頭立てで勝った3枠6番・リスグラシューは、2着に5枠10番・サートゥルナーリアとの決着、「枠連」で3-5、「馬連」「馬単」で6番ー10番でした。「枠と馬番の合計数」でこのレースを検証すると、1着のリスグラシューは、3+6=9となり9は「9去法」では途中検算では除いて省いていきますが、9になります。そのように判断すると、勝ったリスグラシューは、3枠の3と9を持って走っていたこのとになります。2着馬のサートゥルナーリアは、5枠の5と馬番の10番で5+10=15=6となりますので、「枠」の5と「枠と馬番の合計数」の6も併せ持って走っていたと考えました。つまり運命数の3枠ー5枠の決着はもう一つ9と6の数も持っていたと判断するようになりました。後ほど九星の循環には触れますが、1着の9と2着の6は3-6-9の循環になります。

 もう一つの実戦の例です。2019・4・7・桜花賞18頭立てでは、1着4枠8番・グランアレグリア、2着8枠16番・シゲルピンクダイアの枠で4-8でした。「馬連」・「馬単」は8番ー16番でした。

「枠と馬番の合計数」は、4+8=12=3と8+16=24=6となってこれは、3と6の循環です。

この二つの例は、1着馬と2着馬の「枠と馬番の合計数」が、九星学の循環になっているのです。 

2019年のG1レースでは循環によるレース結果がいくつも出ていますが、その回顧は後ほどに(その3)で。

循環は、「陽遁」時計回りの1-4-7.2-5-8.3-6-9、「隠遁」は、逆回りで、1-7-4、2-8-5.3-9-6で回ります。(陽遁・隠遁とも同じ数です)・・循環図添付しています。

今回のGⅢ・阪急杯は、7枠14番ベストアクター7+14=21=3と2着3枠6番は3+6=9で循環の3-6-9になっていました。

 次に続く。

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