北式馬券研究会

40年前、北秀一氏が「九星術」をもとにギャンブル勝率を高める研究をし「北式出目表」として公開した。当時一世を風靡したこの北式を独自に研究、以来多額の配当(最高獲得額2,069万円など)を得たその数理を、一人でも多くの競馬ファンと共有することで究めていきたい。

◎東京・根岸ステークスの「運命数」786(14)からその見方を解説します。

○○最近このブログに多くの方がアクセスしていただき、先週は900件近くにもなりました。

○そこでみなさんにまた「運命数」の見方を今週の東京・根岸ステークスの「運命数」を使ってもう一度、もう二度と解説します。

 

○最初に「北式運命数」とは、45年ほど前に出会いました。北秀一氏が「九星」の循環から、8枠制の競馬に適用するため、1枠~8枠の強い「数」について出版されました。

 東洋運命学の基本である「九星術」は天然自然の運行を「数」をもって表し、その数理に準ずれば栄え、これに逆らえば滅びる・・・という人間運命の消長原理を説いたものです。九星というのは,「一白」「二黒」「三碧」「四緑」「五黄」 「六白」「七赤」「八白」「九紫」の星で年々、月々、日々で変わっていきます。また二時間単位でも変わるようです。

 

 次に九星による運命数を検討するうえで「陽遁」「隠遁」の区別があります。

九星による一年とは、おおむね「立春」から「節分」までを一年と考え、次に「冬至」の日の最も近い「甲子」(きのえね)の日」から「一白」を起こし以後180日間を「陽遁」としてその日から1,2,3~9の日となっていきます。 このルールは「冬至」にきざした陽気が次第に盛んになり、「夏至」に至って頂点に達しそれからは陰気が次第につのって陽気は衰えていくことから陰・陽交代の「冬至」・「夏至」を区切りとして「陽は順行・陰は逆行」という「易の法則」に倣ったものです。

したがって陽は1,2,3と順行、陰は9,8,7と逆行して日が変わっていきます。

 

○○今年は「冬至」に最も近い「甲子」(きのえね)の日が1月16日(土)です。

(令和3年版の暦で確認) この日から「陽遁」がスタートしました。  

 

そこで31日(日)の陽遁⑦の日行われる東京・「根岸ステークス」で解説します。

 

○「運命数」(15時まで)を見ると786(14)とあります。

この786(14)は、枠の強さを表しています。

 

まず786は、安定した本命候補に8枠と6枠が強いと解釈します。

では最初に書いてある7は、何か?と思われますが、この7枠は、強烈な強さも持っていますが「危なっかしい本命数」として扱っています。無視はできませんが安定した86の枠をまず考えてください。この枠に勝つ馬がいるかどうかとの考え方です。

 

次に(14)とかっこ書きで書いてる枠は、「注意数」として扱っています。この「注意数」の方がより強いことが多いです。

私は、まずこの「注意数」の枠に入っている1枠と4枠の馬から本命馬を探します。 その次に8枠6枠という判断をしています。

また「注意数」はよくゾロ目を出しますのでそのことも考慮します。(例)1枠のゾロ目。

 

つまり786(14)の「運命数」は、2通りの本命候補を表しています。 またこの2通りの「組み合わせ」もよく来ます。(例)1枠と8枠の組み合わせなど。 

また1枠を軸にすると決めたら相手には4枠のほか8枠や6枠またそのほかの枠も考えてください。運命数は、ズバリ1枠=4枠で来るケースも多いですが・・・。

 

 また私は、この「運命数」をブログ記事では、あえて786・768(14)(41)

としていますが、8枠と6枠の強さの順序は逆もある。また「注意数」の1枠と4枠も同じく逆もあることを読者の皆さんに伝えたいためです。

「馬単」へのこだわりです。例えば8枠と6枠の軸馬選びをこの両枠から柔軟に対応してくださいとの思いです。

 

○私の「馬券戦術」は、開催日の多くのレースに予想記事は書いていません。

いまどのレースが、この「運命数」に合っているかを見て勝負しています。

31(日)は、東京メーンの「根岸ステークス」にターゲットを当てていますが、この枠に自分が考える本命候補が入るなら勝負に向かいます。

 

昨日のブログで、「運命数」は一括して皆様にお届けしましたが、本日の解説とともによりお分かりいただけたと思います。

引き続き、この研究会を支援してください。

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